無添加住宅は、壁も、床も、屋根も、家具も、すべてにおいて自然素材にこだわった新しい日本の住宅です。しかし、その基本は決して新しいものではなく、むしろ古くから受け継がれてきた技を用いています。
工業化された住まいとは比べものにならない個性と魅力を持ち、住まう人に本物の笑顔と新しい価値観を提供する無添加住宅――人とともに呼吸して、家族とともに成長する住まいです。
住まいが工業化され建材に化学物質が用いられる前の日本の家は、壁には土、柱はヒノキ、梁はマツ、床はいぐさの畳、間仕切りは障子やふすまなどで建てられていました。たくさんの土と少しの木、草や紙というバランスには大きな意味があり、昔の日本人は、自然素材に包まれた家で快適に健康に暮らしてきたのです。